この記事では、車の法定点検(12ヶ月点検)をしない割合について詳しくお伝えしています。
法定点検(12ヶ月点検)を受けない割合は一般的には5割ほどだと言われていますが、実際のところどうなのでしょうか?
この疑問に答えるため、当サイト独自のアンケート調査を100名の方にお願いして調べてみました。
その結果、法定点検(12ヶ月点検)をしない人の割合は3割となりました。
一般的なデータとの差が2割ほどある結果となりました。
この記事では、法定点検(12ヶ月点検)を受けない割合とその背後にある理由について、詳しくお伝えしていきます。
- 法定点検(12ヶ月点検)を受けない実際の割合と一般的に言われる割合との違い
- 法定点検(12ヶ月点検)をしない主な理由とその内訳
- 法定点検(12ヶ月点検)にかかる一般的な費用の範囲
- 法定点検(12ヶ月点検)の重要性と車の所有者としての義務感についての認識
法定点検(12ヶ月点検)を受けない割合は3割!アンケート調査でわかった4つの理由
法定点検(12ヶ月点検)を受けない方は一般的には5割ほどだと言われていますが、実際のところどうなのでしょうか?
当サイト独自のアンケート調査を100名の方にお願いして調べてみました。
【アンケート調査の一部】
その結果、12ヶ月点検を受けない人の割合は3割となりました。
- はい:71%
- いいえ:29%
約7割の方が受けたことがあると答えています。
一般的なデータとの差が2割ほどある結果となりました。
多くの方が12ヶ月点検を受けていると言えます。
次に法定点検(12ヶ月点検)を受けなかった方に対して、その理由もアンケートで答えていただきました。
理由としては以下の4つが挙げられます。
- 受ける必要がないと感じたから
- 金銭的な理由(費用が発生するから)
- そもそも1年点検を知らなかった
- 受ける時間がない(もしくは面倒だから)
最も大きな理由は「受ける必要がないと感じたから」で全体の43%を占めています。
後で詳しくお伝えしますが、12ヶ月点検は法定点検ではあるものの、受けなかったからといって罰則があるわけではありません。
よって、必要ないと思う方は積極的に受けないのではないかと思います。
次に多い理由としては「金銭的な理由(費用が発生するから)」で全体の39%となっています。
法定点検(12ヶ月点検)は無料ではないので、費用がかかる点検については積極的に受けたがらないのかも知れません。
点検には10,000円~20,000円ほど必要になるケースが多いので、出費を避けたい方はどうしても後回しになってしまうようです。
3番目の理由は「そもそも法定点検(12ヶ月点検)を知らなかった」です。
ディーラーは法定点検のおしらせといってハガキや通知を送ってくれますが、基本的に点検の予定は自分で把握しておくものです。
車の所有者として12ヶ月点検は法定点検であり、義務と位置付けられているからです。
とはいえ、毎日車に乗る方であればまだしも、たまにしか乗らない方にとっては気づけば1年過ぎていたということも起こりえると思います。
忘れていた、もしくは2年ごとの車検に通しておけばOKという認識のある方もいらっしゃることがアンケート調査で推測されます。
最後の理由は「受ける時間がない」です。
毎日、忙しい日々を送っている方にとって、なかなか12ヶ月点検のために時間をとって点検に行くのは難しい一面もあると思われます。
特に車に詳しくない方にとって、ディーラーやカー用品店に出向くのはハードルが高いように思われます。
「時間がないし、なんとなく面倒くさい」
「今のところ、車に異常はないしいいか…」
このような感じで受けないまま過ぎてしまうのではないかと思います。
ここまでのまとめです。
- 法定点検(12ヶ月点検)を受けない割合は約3割
- 受けない理由は主に4つ ①受ける必要がないと感じたから ②費用が発生するから ③そもそも1年点検を知らなかった ④受ける時間がない
法定点検(12ヶ月点検)を受けない割合とその影響
ここまで、12ヶ月点検を受ける方と受けない方の割合をお伝えしました。
結果的には7:3で受ける方が多いという結果になりました。
3割の方が受けていないと答えたわけですが、罰則はないにしても12ヶ月点検は法定点検として車の所有者が行うべき義務と位置付けられています。
そこで、ここからは「12ヶ月点検がどういう点検なのか」についてより詳しくお伝えしていこうと思います。
具体的な内容は以下の通りです。
- そもそも法定12ヶ月点検とは何か?
- 車検との違い
- 12ヶ月点検は受けなくてもよい?
- 法定12ヶ月点検を受けないデメリット
- 12ヶ月点検の項目・費用・時間
- どこで受けることができる? 他
そもそも法定点検(12ヶ月点検)とは何か?
法定点検(12ヶ月点検)は、自動車の所有者が法律で義務付けられた点検であり、クルマの安全性と機能性を確保するために重要なプロセスです。
道路運送車両法に基づき、12カ月ごとに行う必要があります。
この点検は、クルマの消耗品の状態や調整が必要な部分をチェックし、不具合がないか確認する役割があります。
法定12ヶ月点検は、クルマの性能進化に合わせて設定され、以前は6カ月点検も存在していました。
この点検は罰則はないものの、クルマの所有者としての義務であり、適切な維持管理の一環となっています。
自分でのブレーキなどの分解整備は禁止されているため、専門の業者に依頼するのが一般的です。
この法定12ヶ月点検は、クルマを長持ちさせ、安全に運転するために不可欠なプロセスであり、所有者は適切に実施することが求められます。
最終的な目的は、クルマのトラブルを未然に防ぎ、安全なドライビングをサポートすることです。
車検との違い
「12ヶ月点検」と「車検」は、自動車の維持管理に関連する2つの重要なプロセスですが、目的と内容、そして法的な位置づけに違いがあります。
「12ヶ月点検」は、自動車の所有者が年に一度行うべき点検で、自動車の各部の機能や消耗品の状態をチェックすることが目的です。
法的には義務ですが罰則は存在しません。
この点検はクルマの健康を維持するための予防策であり、トラブルを未然に防ぐためのものです。
「車検」は、道路運送車両法に基づく法定の検査で、一定の期間ごと(普通車で新車から3年、その後は2年ごと)に実施する必要があります。
車検は、自動車が法令に定められた基準を満たしているかを確認するためのもので、不合格の場合は道路上での運行が禁止されます。
- 目的: 12ヶ月点検は予防的なメンテナンス、車検は法的な基準の遵守確認。
- 周期: 12ヶ月点検は年1回、車検は一定期間ごと(新車から3年、その後2年ごとなど)。
- 法的な位置づけ: 12ヶ月点検は義務だが罰則なし、車検は法定検査で罰則あり。
要するに、12ヶ月点検はクルマの健康を維持するためのものであり、車検は法的な基準を満たしているかの確認を目的としています。
自動車の安全運行と長寿命化において補完的な役割を果すという意味ではどちらも重要です。
法定点検(12ヶ月点検)は受けなくてもよい?
12ヶ月点検は、自動車の所有者が年に一度実施すべき法定の点検です。
しかし、この点検には罰則がないため、「受けなくてもよいのでは?」と考える方もいるかもしれません。
この疑問に対して、以下の4つのポイントから結論を出します。
- 法的義務: 12ヶ月点検は法律で定められた義務ですが、罰則が設けられていないため、強制力はありません。つまり、受けないと罰せられるわけではありません。
- 自動車の健康: この点検は、自動車の消耗品や調整が必要な部分の状態を確認し、早期に問題を発見するためのものです。定期的な点検を怠ると、長期的には故障リスクが高まる可能性があります。
- 安全の確保: 12ヶ月点検は、自動車の安全性を維持するための重要な手段です。ブレーキの劣化やエンジンの問題など、早期発見できれば事故の予防にもつながります。
- 経済的な観点: 故障が進行する前に対処することで、長期的な修理コストを削減できる可能性があります。
12ヶ月点検は法的には罰則がないため受けなくてもよいと言えますが、自動車の健康と安全を維持し、長期的なコスト削減にも寄与するため、受けることおすすめします。
車の種類や使用状況に応じて、専門の業者に相談しながら点検を計画するとよいかと思います。
法定点検(12ヶ月点検)をしないデメリット
法定12ヶ月点検は、自動車の所有者が年に一度行うべき法定の点検で、この点検を受けないと多くのデメリットが発生する可能性があります。
以下、主なデメリットについて詳しく説明します。
- 故障リスクの増加: 定期的な点検がないと、小さな問題が見逃され、大きな故障へとつながる可能性があります。例えば、オイル漏れやブレーキの劣化など、早期に発見すれば簡単に修理できる問題も、放置すると重大な故障につながることがあるでしょう。
- 安全性の低下: 12ヶ月点検では、ブレーキ、タイヤ、ライトなど、運転の安全に直結する部分もチェックされます。これらの部品の不具合は、事故のリスクを高める恐れがあります。
- 経済的な損失: 早期に問題を発見して修理することで、長期的なコストを抑えることができます。一方、問題が進行した場合、修理費用は膨らむ可能性があります。
- 車の価値の低下: 定期的なメンテナンスがされていない車は、中古車市場での価値が下がることが一般的です。将来的に車を売却する際、12ヶ月点検の記録がある方が、買取価格が高くなることが多いです。
- 信頼性の低下: 車の信頼性が低下すると、急な故障による移動の制限など、日常生活にも支障をきたすことがあります。
法定12ヶ月点検を受けないデメリットは、故障リスクの増加、安全性の低下、経済的な損失、車の価値の低下、信頼性の低下など多岐にわたります。
車の健康を維持し、安全かつ快適に運転するためにも、この点検を受けることをおすすめします。
12ヶ月点検の項目
12ヶ月点検の点検項目は、エンジンオイルの交換、ブレーキのチェック、タイヤの状態確認など、車の基本的な部分が中心となります。
項目 | 説明 |
---|---|
エンジン関連 | オイルやフィルターの交換、冷却液のチェックなど |
ブレーキ関連 | ブレーキパッドの摩耗チェック、ブレーキ液の交換など |
タイヤ・足回り関連 | タイヤの摩耗チェック、エア圧調整、サスペンションのチェックなど |
電装系 | バッテリー、ライトなどの電気系統のチェック |
車体・外装 | 外装のキズやへこみのチェック、下回りのチェックなど |
12カ月点検は26項目の確認事項が含まれます。
これは基本的なメンテナンスで、エンジンオイルの交換、ブレーキのチェック、タイヤの摩耗確認など、日常的な使用における消耗品のチェックと交換が中心となります。
24カ月点検は56項目の確認事項が含まれます(12カ月点検の26項目を含む)
24カ月点検は車検時に行うもので、より深い点検が行われます。
エンジンの各部点検、トランスミッションオイルのチェック、排気系統の確認、クーラントの交換など、より詳細な部分の点検とメンテナンスが含まれます。
- 12カ月点検: 26項目の基本的な消耗品のチェックと交換。
- 24カ月点検: 56項目のより広範かつ深い内容の点検と調整。12カ月点検の内容を含み、さらに30項目の詳細な確認事項が追加される。
12ヶ月点検はより頻繁に行われる基本的なメンテナンスであり、24ヶ月点検はより広範かつ深い内容をカバーする点検で、車検時に行うものです。
法定点検(12ヶ月点検)の費用
12ヶ月の費用はどれくらいなのでしょうか?
アンケート調査で100名の方に聞いた結果を円グラフにしてまとめてみました。
その結果がこちらです。
10,000円以上15,000円未満 | 34% |
5,000円未満 | 22% |
5,000円以上10,000円未満 | 20% |
20,000円以上30,000円未満 | 10% |
30,000円以上 | 7% |
15,000円以上20,000円未満 | 7% |
グラフからも分かるように、多くの人々が5,000円以上15,000円未満の料金範囲で車の費用を支払っています。
一方で、非常に低い料金を支払っている人々や、高い料金範囲にある人々も存在しています。
- 低料金帯(5,000円未満): この範囲の人々は全体の22%を占めており、一部の人々が非常に低い料金で済ませていることがわかります。
- 中程度の料金帯:
- 5,000円以上10,000円未満: この範囲には20%が該当します。
- 10,000円以上15,000円未満: この範囲が最も多く、全体の34%を占めています。多くの人々がこの料金範囲で車の料金を支払っていると言えます。
- 15,000円以上20,000円未満: この範囲は全体の7%です。
- 高料金帯:
- 20,000円以上30,000円未満: 10%の人々がこの範囲に該当します。
- 30,000円以上: この範囲は全体の7%で、非常に高い料金を支払っている人々がいることを示しています。
多くの人々(約56%)が5,000円以上15,000円未満の範囲で料金を支払っていることがわかります。
この範囲がおそらく12ヶ月点検の「標準的な」料金範囲と言えるでしょう。
30%以上の人々が20,000円未満の料金で済ませており、特に経済的な選択をしている可能性があります。
一方、17%の人々が高い料金範囲(20,000円以上)で車の費用を支払っており、高級車の所有や多くの付加サービスの利用などがあるかもしれません。
点検にかかる時間
12ヶ月点検の所要時間は、大きな修理などが必要ない場合、12ヶ月点検の所要時間は約60分で完了することが一般的です。
場所については、購入したディーラーで受けることが一般的ですが、他の整備工場でも受けることが可能です。
ただし、ディーラーの保証を受けるためには、ディーラーでの点検が必要な場合が多いので注意が必要です。
12ヶ月点検は専門的な点検項目が多く含まれるため、専門の技術と知識が必要です。自分で行うことも可能ですが、専門の業者に依頼することで、適切に点検と調整を受けることができるでしょう。
事前に最寄りの店舗に連絡して予約をし、所要時間について確認するとスムーズに点検を受けることができます。
どこで受けることができる?
12ヶ月点検は、日本国内で以下の場所で受けることができます。
- ディーラー: 自動車メーカーの正規ディーラーでは、12ヶ月点検を受けることができます。ディーラーでの点検は、車の種類やメーカーに特化したサービスを提供します。
- 民間車検場: 民間の車検専門業者でも12ヶ月点検を受けることが可能です。民間車検場は、ディーラーと比較して料金がリーズナブルな場合が多く、手軽に点検を受けられるメリットがあります。
- 専門のサービス業者: オートバックスやイエローハットなどのカー用品店でも、12ヶ月点検のサービスが提供されています。予約をして来店することで、スムーズに点検を受けることができるでしょう。
12ヶ月点検を受ける場所は、車の状態や予算、希望するサービス内容に応じて選ぶことができます。
最寄りの店舗や業者に問い合わせることで、具体的な内容や料金、所要時間について確認することが推奨されています。
ちなみに、アンケート調査で調べた結果は以下のようになりました。
ディーラー | 77% |
整備工場 | 12% |
車検専門店 | 4% |
カー用品店 | 4% |
自分で点検した・知り合いの方に依頼した | 1% |
ガソリンスタンド | 1% |
その他 | 1% |
77%の人々がディーラーで車検を受けており、他の選択肢と比較して圧倒的な割合を占めています。
ディーラーは信頼性や利便性などの面で優れているからだと思います。
自分で点検したり、カー用品店やガソリンスタンドなどで車検を受ける人々は少ないですが、これらの選択肢が一部の人々にとって適切であることを示しています。
ディーラー以外にも、整備工場や車検専門店など、さまざまな選択肢があるようですね。
オートバックスでの12ヶ月点検
オートバックスでは、12ヶ月点検を受けることができます。
具体的には26項目の点検が行われることが一般的で、エンジンオイルの交換やワイパーゴムの点検などが含まれます。
予約をすることで、12ヶ月点検をスムーズに受けることが可能です。
料金や作業時間はお車の状態や店舗によって異なる場合がありますので、最寄りの店舗へ問い合わせすることをおすすめします。
イエローハットでの12ヶ月点検
イエローハットでも12ヶ月点検を受けることができます。
26項目の点検が行われることが一般的で、法定点検や日常点検に加えて、独自の点検項目も設けられています。
イエローハットでは、12ヶ月法定点検の他にも無料で12項目のセーフティチェックを実施しています。
12ヶ月点検を申し込む際には、事前に予約をして来店するのがおすすめです。
イエローハットは全国に約700店舗を展開しており、自社工場を有しているため、車検と法定点検を同時に済ませることができます。
12ヶ月点検に期限はある?
12ヶ月点検には、法的に定められた特定の期限は存在しません。
実は、12ヶ月点検の期限は決まっておらず、いつでも受けることができます。
この点検は、車検とは異なり、法的な義務ではなく、あくまで推奨されるものであるためです。
前回の点検から12ヶ月が経過したタイミングで受けることが一般的です。
12ヶ月点検ステッカーについて
12ヶ月点検ステッカーは、法定12ヶ月点検を受けた車に貼られるもので、点検が正しく実施されたことを示す証拠です。
ステッカーには、点検を受けた年度の色が表示され、例えば令和5年に受けた場合は赤色のステッカーになります。
12ヶ月点検ステッカーは、フロントガラス上部の助手席側に貼り付けるのが一般的です。
裏側には次回の点検の日付が記してあります。
このステッカーの貼付は、点検を受けた証となりますので、貼り付ける必要があります。
新車一年点検を受けないことへの影響
新車であっても、一年点検は法定点検に該当する為、義務ではないため、受けない選択も可能です。
しかし、車の安全性や長寿命化を考慮すると、点検を受けることが推奨されます。
その理由として以下の3つの影響が考えられるためです。
- 早期発見の機会喪失: 消耗部品の摩耗や損傷を早期に発見する機会を失うため、小さな問題が大きなトラブルへと発展する可能性があります。
- 安全性の低下: 定期的な点検が行われないため、車の安全性が低下する恐れがあります。
- 保証の影響: 一部のメーカーでは、新車一年点検を受けないと保証が無効になる場合があります。
新車一年点検を受けない理由としては、費用の節約や、必要性を感じないことなどが挙げられます。
しかし、点検を受けないことで、車の性能が低下したり、故障のリスクが高まる可能性があるため、注意が必要です。
12ヶ月点検を受けないと車検に通らない?
12ヶ月点検を受けないこと自体は、車検に通らない原因にはなりません。
しかし、12ヶ月点検で発見されるはずだった問題が放置され、車検時に大きな問題となることがあるため、注意が必要です。
例えば、ブレーキの摩耗など、安全に関わる部分の不具合は、車検での合格が難しくなる可能性があります。
当然、不具合を修正しなければならないため、予想外の費用が発生することが考えられます。
12ヶ月点検は罰則はないものの法定点検に位置付けられているため、車の安全性と性能を維持し、車検での不合格を防ぐために重要です。
定期的な点検を受けることで、車の状態を常に良好に保ち、車検でもスムーズに通過することができるでしょう。
法定点検の上手な断り方
法定点検を断る場合、ディーラーにその旨を伝えるだけで問題ありません。
しかし、断ることでディーラーの保証が受けられなくなる場合があるため、その点は確認しておくとよいでしょう。
また、点検を受けないことで、車の性能低下や故障のリスクが高まる可能性があるため、その影響も考慮する必要があります。
法定点検(12ヶ月点検)を受けない割合:総括
- 12ヶ月点検を受けない一般的な割合は5割だと言われるが、実際は3割である
- アンケート調査により、12ヶ月点検を受けない人の割合は3割と判明
- 12ヶ月点検を受けたことがある人は約7割である
- 12ヶ月点検を受けない4つの理由がある
- 受けない理由の一つは「受ける時間がない」である
- 12ヶ月点検を受けない割合は約3割で、主な理由は4つ
- 最も大きな理由は「受ける必要がないと感じたから」で43%
- 次に多い理由は「金銭的な理由(費用が発生するから)」で39%
- 12ヶ月点検には10,000円~20,000円ほどの費用が必要である
- 3番目の理由は「そもそも12ヶ月点検を知らなかった」である
- 車の所有者として12ヶ月点検は法定点検であり、義務と位置付けられている
- たまにしか乗らない方にとっては気づけば1年過ぎていたということも起こりえる
12か月点検を受けない方の割合や「そもそも12ヶ月点検とは何か」など、この点検について幅広くお伝えしてきました。
個人的には受けなくても問題はないが、車のメンテナンスという意味では受けた方が良いと思います。
車検の時には24か月点検を受ける時期になるので、見てもらうことになると思いますが、2年も乗り続けた車はどこか修理箇所や手入れが必要な個所が出てくるのが一般的です。
その際に大きな出費になることも十分考えられます。
それよりも12ヶ月点検を受けて、大きな故障や車検に引っかかることを避ける方が安全に車に乗るために良いのではないかと感じます。
特に毎日車に乗る方はこまめにメンテナンスを受けて異常がないかチェックすることが重要です。
この記事が参考になれば幸いです。