サイドミラー片方が動かない!モーター音がする原因と修理代を解説!

  • サイドミラーが片方だけ動かないことで視界が確保できず、運転中の安全が心配。
  • サイドミラーからのモーター音が気になる。
  • 修理にかかる費用や時間、どの業者に依頼すべきかの判断が難しい。

この記事ではこのような悩みに対する解決法をお伝えします。

突然、片方のサイドミラーが動かなくなってしまった。

モーター音がするけど、動かないからなんとかして直したい。

このような状況になると運転に支障をきたすので焦りますよね(;^ω^)

サイドミラーが動かなくなると車線変更やバック駐車の時に非常に困ることになります。

できればすぐに元通りにしたいところ。

そこで、この記事ではモーター音の原因、応急処置の方法、修理費用の相場、そして専門業者への依頼の重要性について網羅的に紹介しています。

この記事を読むことで、サイドミラーの故障の原因を理解し、的確な応急処置を行うことができます。

また、修理費用の相場を知ることで不必要な出費を避け、信頼できる修理業者を見つけるためのポイントもお伝えします。

この記事のポイント
  • サイドミラーの片方が動かない原因やモーター音の発生原因について理解できる。
  • モーター音がするサイドミラーの応急処置方法を学べる。
  • サイドミラーの修理に関わる費用の相場を把握できる。
  • 長期的な解決策として、修理業者への依頼の重要性に気付くことができる。
ヒロシ
ヒロシ

サイドミラーの片方が動かない状態やモーター音の問題は、適切な知識と対処で解決可能です。

この記事が、あなたの車を安全かつ経済的に維持するための一助となることを願っています。

サイドミラー片方が動かない!モーター音がする2つの原因と応急処置

サイドミラーからのモーター音は、通常はミラーの電動操作を支える内部メカニズムの故障を示唆しています。

具体的には、この状況は以下の二つの主要な理由に起因することが多いです。

  • ギアの損傷
  • 電子系統の不具合

ギアの損傷

サイドミラーの動きを制御するために、内部には複数のギアが組み込まれています。時間の経過とともに、これらのギアは摩耗や物理的なダメージを受けることがあります。特に、プラスチック製のギアは破損しやすく、これがモーター音の直接的な原因になることがあります。ギアが適切に噛み合わず、モーターが空回りすることで、絶え間ないモーター音が発生します。

電子系統の不具合

サイドミラーの動作は、車の電子系統によって制御されています。配線の不良、接触不良、あるいはモーター自体の故障などが、異音の原因となる場合があります。この場合、モーター音は、電子信号が正しく伝達されていない、あるいはモーター自体が正常に機能していないことを示している可能性があります。

これらの故障は、サイドミラーが完全に機能停止するまで徐々に悪化することがあります。

したがって、モーター音が聞こえたら、速やかに専門家に診断してもらうことをお勧めします。

早期に対応することで、より高額な修理費用や、もっと重大な車両の問題への発展を防ぐことができます。

動かない場合の応急処置

サイドミラーが片方だけ動かない状態は、運転中の安全確保に直結するため、迅速な対応が求められます。

ここではサイドミラーが動かなくなった場合の具体的な応急処置として3つの方法をお伝えします。

  • エンジンのリセット
  • 手動でのミラー調整
  • ヒューズの確認

エンジンのリセット

エンジンを一度完全に停止させ、数分後に再度起動します。このシンプルな手順は、電子系統が一時的に固まっている場合にリセットを行い、問題を解決することがあります。実際に、多くのドライバーがこの方法で一時的な不具合を解消しています。

手動でのミラー調整

エンジンのリセットが効果を発揮しない場合、慎重にミラーを手動で調整することが次の選択肢です。しかし、ミラーに無理な力を加えると構造的な損傷を招く恐れがあるため、非常に注意が必要です。特に、電動ミラーの機構はデリケートなため、力を加える際は均等に、そしてゆっくりと行うべきです。

ヒューズの確認

電動ミラーが動かない原因の一つとして、ヒューズの問題が考えられます。ヒューズボックスを開けて関連するヒューズを確認し、もし焼き切れている場合は同等のものに交換します。この作業は比較的簡単で、ヒューズ自体のコストも低いため、自身で行うことが可能です。ただし、ヒューズが焼ける原因が深刻な電気系統の問題にある場合があるので、留意が必要です。

これらの応急処置にもかかわらず状況が改善しない場合は、専門の修理業者に診断を依頼することが最善策です。

ヒロシ
ヒロシ

特に、サイドミラーの機能不全は運転の安全に直結する問題であるため、早期の解決が重要です。

モーター音を止める方法

モーター音を止める一時的な方法として、いくつかの手段が考えられますが、これらはあくまで応急処置であり、根本的な解決には至らない点を理解することが重要です。

  • ヒューズの抜き取り
  • モーターへの直接介入
  • 専門業者への依頼

ヒューズの抜き取り

サイドミラーのモーターに電力を供給しているヒューズを特定し、一時的に取り外すことでモーター音を止めることができます。しかし、この方法はサイドミラーの機能を完全に停止させるため、安全運転に支障をきたす可能性があります。また、ヒューズは複数の機能に影響を与える場合があるため、他のシステムに不具合を生じさせるリスクもあります。

モーターへの直接介入

より技術的な手段として、サイドミラーを分解し、モーターへ直接アクセスして、電源供給を遮断する方法があります。これにはミラーの内部構造に詳しい知識と適切な工具が必要です。一般的には、ドアの内張りを取り外し、モーターへの配線を外すことで音を止めることが可能です。しかし、この方法は車両へのダメージを引き起こす可能性があるため、専門の技術者に依頼することが望ましいです。

専門業者への依頼:

サイドミラーのモーター音を根本的に解消するには、経験豊富な修理業者に依頼するのが最も安全かつ効果的です。修理業者はモーターの故障診断から部品の交換、電子回路のチェックまで、全ての作業を適切に行います。平均的な修理費用は状況にもよりますが、一般的にはモーターの交換に15,000円から25,000円、工賃を含めると30,000円から50,000円程度を見込むと良いでしょう。

いずれにしても、サイドミラーのモーター音は車両の安全機能に関わる重要な警告サインです。

一時的な静音化を図ることも可能ですが、早期に専門業者への修理を依頼し、安全かつ正常な運転状態を確保することが何よりも重要です。

ヒューズを取り外してモーター音を止める方法

サイドミラーのモーター音を止めるためのヒューズ取り外しは、一時的な対策ではありますが、モーター音の発生源である電力を遮断する効果的な方法です

車種によってヒューズボックスの位置は異なりますが、多くの場合、運転席の足元のサイドパネルや、助手席側のグローブボックス裏、エンジンルーム内に設置されています。詳しい位置は、車種固有のユーザーマニュアルや車両のテクニカルマニュアルで確認することが可能です。

ヒューズボックスを開けると、多くのヒューズが並んでおり、それぞれが異なる機能に対応しています。

サイドミラーのモーターをコントロールするヒューズを特定するには、ボックスの蓋に記載されているラベルを確認します。

このラベルには、各ヒューズの担当する機能の記号または番号が記載されており、適切なヒューズを見つける手助けとなります。

作業を始める前には、安全のために車のエンジンを止め、キーを抜き取ることが重要です

ヒューズを抜く際は、専用のヒューズプラーまたはペンチを使って慎重に行い、誤って他のヒューズを抜かないように注意が必要です。

また、ヒューズを抜くことで他の電子機能に影響が出る可能性もあるため、この方法を選択する際は十分に注意しましょう。

ヒロシ
ヒロシ

繰り返しになりますが、この方法はあくまで一時的な対応であり、サイドミラーのモーター音の根本的な原因を解決するものではないことに注意が必要です。

サイドミラーのモーターが空回りする原因

サイドミラーのモーターが空回りする現象は、内部ギアの損傷や摩耗によってモーターのトルクが正しく伝達されない状態を指します。

この状態は、車両のサイドミラーが期待通りに動作しないことを示し、安全運転に重大なリスクをもたらす可能性があります。

サイドミラーのモーター空回りは通常、物理的な破損や長期間の使用による部品の自然な摩耗が原因で起こります

サイドミラーのモーターまたはギアボックスの交換は、複雑な構造のため、専門的な技術と適切な工具を要する作業です。

一般的に、この修理には、モーター単体の交換で約15,000円から20,000円、全体のユニットを交換する場合は25,000円から40,000円の費用がかかるとされていますが、車種や部品の入手状況によって大きく変動します。

サイドミラーのモーター交換作業は、ドアパネルの取り外しや配線の再接続など、細心の注意を要するため、経験豊富な修理業者に依頼することを強く推奨します。

また、修理を依頼する際は、車種に適した部品を使用し、保証サービスが提供されるかどうかを確認することも重要です。

ミラーが片方だけ動かないのはなぜ?

車のサイドミラーが片方だけ動かない現象は、主にサイドミラーのモーターやその電子部品の故障に起因します。

特に、内部ギアの破損やモーターの空回り、電子回路の断線やショートなどが一般的な原因として挙げられます。

また、サイドミラーが外力によって物理的に損傷を受けたり、経年劣化により部品の機能が低下したりすることも、動作不良の背景にある可能性があります。

これらの問題は、一般のドライバー個人では対応できないことが多く、適切な診断と修理には専門的な知識と技術が必要です。

サイドミラーの動作不良を自己診断や修理しようとする前に、まずは整備士や専門の修理業者に相談することを強く推奨します。

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サイドミラー片方が動かない!モーター音がする場合の修理代

サイドミラーから聞こえるモーター音は、ほとんどの場合、ミラーを操作する内部機構の問題を示しています。

修理は、ミラーの電動モーターや内部ギアの故障を診断し、交換する作業を含む可能性が高いです。

特に、モーターが空回りしているか、内部ギアが破損している場合は、修理が複雑になり、専門的な知識と技術を必要とします。

ここからは修理代など具体的にお伝えします。

  • 修理代はいくら?
  • モーター音の直し方
  • 放置すると生じるリスク
  • サイドミラーが動かなくなったら手で直せる?

修理代はいくら?

サイドミラーからのモーター音に対する修理代は、モーター自体の修理か、ギアボックスの交換、あるいはミラー全体の交換が必要かによって大きく変動します。

  • モーターの修理または交換:15,000円~45,000円
  • ギアボックスの交換:20,000円~40,000円
  • ミラーの交換:20,000円~60,000円

一般的なモーターの修理または交換には、部品費用として約10,000円から30,000円がかかることが多く、加えて専門家による労働費が約5,000円から15,000円程度必要になります。

複雑な作業が伴う場合や、特定の高級車に特有の部品が必要な場合、この費用はさらに増加する可能性があります。

ミラー全体を交換する場合、部品費は新品で約40,000円から60,000円、中古品であれば約20,000円から30,000円が目安です。ただし、これには工賃が含まれておらず、取り付けには追加で数千円から数万円がかかる場合があります。

修理代の正確な見積もりを得るには、車のモデルや修理が必要なミラーの具体的な状態に応じて、複数の修理業者に相談することが重要です

また、修理業者を選ぶ際には、信頼性、過去の実績、保証の内容などを確認し、コストパフォーマンスだけでなく、サービスの質も考慮することが望ましいです。

モーター音の直し方

サイドミラーから聞こえるモーター音は、多くの場合、内部機構の不具合を示しています。

この問題に対処するためには、まず車のエンジンをオフにし、数分待ってから再起動することを試みてください

このシンプルなステップが、時には電子系統のエラーをリセットし、問題を解決することがあります。

ただし、この方法で問題が解消しない場合、モーターの不具合や内部ギアの破損が原因である可能性が高いです。

サイドミラーのモーター音が止まらない場合、最も一般的な修理方法はモーター自体、またはミラーの動きを制御するギアボックスの交換です。

これらの部品は通常、車種によって異なりますが、モーターの交換費用は部品代が10,000円から20,000円、労働費が5,000円から10,000円程度で、合計で15,000円から30,000円程度かかることが一般的です。

修理を自分で行う場合は、適切な工具と正確な手順を理解することが必要です。

しかし、サイドミラーのモーター音は車の安全機能に直接関連しているため、不確実な修理はリスクが伴います。

そのため、修理に不安がある場合や状況が改善しない場合は、信頼できる自動車修理業者に相談することを強く推奨します

適切な診断と専門的な修理により、安全かつ効果的な解決が可能となります。

また、修理業者を選ぶ際には、評判や過去の実績、修理に対する保証の有無などを確認することが重要です。

放置すると生じるリスク

サイドミラー 片方 動かない モーター音

サイドミラーのモーター音を放置することは、多くの潜在的リスクを孕んでいます。

モーターが空回りしている状態を放置すると、その摩擦熱が蓄積され、絶縁材料の劣化を早めることがあります

この状態が持続すると、電気的なショートや配線の焼損が発生し、最悪の場合、車両火災につながる可能性もあります。

また、モーターの空回りは、サイドミラー内部のギアやモーター自体の早期摩耗を引き起こし、修理費用が高額になる要因となります。

例えば、簡単なギア交換が必要な状態から、ミラー全体の交換が必要な状態へと悪化することも少なくありません。

これにより、数千円で済むはずだった修理費用が、数万円単位に跳ね上がる可能性も。

さらに、ミラーの動作不良は運転中の安全性にも直結します。視界が確保できない状態での運転は大きなリスクを伴い、交通事故を引き起こす原因となりかねません。

道路交通法では、整備不良の車両を運転してはいけないと定められています。

第十二節 整備不良車両の運転の禁止等

(整備不良車両の運転の禁止)

第六十二条 車両等の使用者その他車両等の装置の整備について責任を有する者又は運転者は、その装置が道路運送車両法第三章若しくはこれに基づく命令の規定(同法の規定が適用されない自衛隊の使用する自動車については、自衛隊法(昭和二十九年法律第百六十五号)第百十四条第二項の規定による防衛大臣の定め。以下同じ。)又は軌道法第十四条若しくはこれに基づく命令の規定に定めるところに適合しないため交通の危険を生じさせ、又は他人に迷惑を及ぼすおそれがある車両等(次条第一項及び第七十一条の四の二第二項第一号において「整備不良車両」という。)を運転させ、又は運転してはならない。

(罰則 第百十九条第二項第二号、同条第三項、第百二十条第一項第七号、同条第三項、第百二十三条)

道路交通法 第三章 第十二節 第六十二条より引用

サイドミラーから異音が聞こえた場合は、ただちに専門家に診断してもらい、必要な修理を行うことが、安全運転を確保する上での最良の選択と言えるでしょう。

サイドミラーが動かなくなったら手で直せる?

サイドミラーが動かなくなった際に手で直接調整することは、一時的な解決法として機能する場合がありますが、この方法にはリスクが伴います。

サイドミラーの構造は精密であり、強引に動かすことで内部のギアやモーターにさらなる損傷を与える可能性があります。

手動での調整は、ソフトタッチで繊細に行う必要があり、過度な力を加えることは避けるべきです。

ただし、ミラーが動かない原因が凍結や軽微な障害物である場合、慎重に手で調整することで問題が解決することもあります

もしミラーが動かない状態が続く場合、専門家による診断が必要です。

ミラーが動かない理由は多岐にわたり、電子系統の故障、モーターの空回り、内部ギアの破損などが考えられます。

これらの問題を正確に診断し、適切な修理を行うには、専門的な知識と技術が必要です。

修理費用は、単純なギア交換であれば数千円程度から、モーターやミラー全体の交換が必要な場合は数万円以上に及ぶことがあります。

一般的に、サイドミラーが動かない問題を適切に対処するためには、専門の修理業者に依頼することが最も安全で効果的です。

応急処置として手でミラーを動かすことは可能ですが、これは一時的な対処法に過ぎず、長期的な解決策とはなりません。

サイドミラー片方が動かない!モーター音がする場合:まとめ

この記事のまとめ
  • サイドミラーからのモーター音は内部メカニズムの故障を示唆
  • 主要な原因はギアの損傷と電子系統の不具合
  • ギアの損傷による空回りがモーター音発生の直接的原因
  • エンジンリセット、手動調整、ヒューズ確認が応急処置
  • モーター音の根本的解決には修理業者の診断と修理が必要
  • ヒューズ抜き取りは一時的対策であり完全な解決には至らない
  • モーター音放置は電気的ショートや配線焼損のリスク有り
  • モーターの交換費用は15,000円~45,000円の範囲
  • ギアボックス交換費用は20,000円~40,000円の範囲
  • ミラー全体交換は新品で40,000円~60,000円、中古で20,000円~30,000円
  • 修理業者選びでは信頼性、実績、保証内容の確認が重要

サイドミラーからのモーター音は、内部ギアの損傷や電子系統の不具合を示している可能性が高いです。

エンジンリセットや手動調整は一時的な解決策であり、根本的な問題を解決するものではありません。

修理代はモーターの状態によって異なり、最低でも15,000円から60,000円が必要です。

モーター音を放置すると、電気的ショートや配線の焼損のリスクがあるため、異音が聞こえた場合は速やかに専門家に相談し、適切な修理を行うことが重要です。

安全運転を確保し、余計なコストを避けるためにも、早めの対応が望ましいです。

以上、この記事が参考になれば幸いです。

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